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Hana Usui - ウスイ ハナ

1974年東京生まれ。幼少時より書を習い、早稲田大学で美術史を学ぶ。2000年にウィーンに移住。その後、ベルリンに拠点を移すが2011年よりウィーン(オーストリア)とボルツァーノ・ボッツェン(イタリア)在住。ベルリン自由大学美術史研究所非常勤講師、ベルリン国立美術館、ミュージアムクォーターウィーンなどのワークショップリーダーを務める。東京藝術大学やウィーン天然資源/農業大学、ウィーン大学などで講演。

白や黒の油絵具を用いた抽象的なドローイングに、墨で描いた背景や写真を組み合わせる手法の作品を制作。2014年以降政治、社会的、環境問題などをテーマとし、アーティスティックな彼女独自のボキャブラリーを用いた作品発表を続けている。

彼女の作品は抑制されているとはいえ、非常に複雑である。それは、油彩画と水墨画、または写真の関係、デッサンと絵画の技法の組み合わせ、非常に豊かなバリエーションに富んだ自由な線と空間の緊張感などさまざまである。自国の歴史、福島や広島の歴史をテーマにした作品は、純粋なドキュメンタリーを避けることで新たな次元へ踏み出している。

主な展覧会: 「Touch Nature」レントス美術館、リンツ・オーストリア(2025)、「Human_Nature」キュンストラーハウス、ウィーン(2023)、「A Hard Rain's A-Gonna Fal」ジェイムスタウン アートセンター、アメリカ(2023)、「Art Laguna」アルセナール、ベネチア(2023)、「コレクター ガブリエラ ラウシュニング」ノイエ クンスト美術館、フライブルグ・ドイツ(2022-23)、「Japan Unlimited」 frei_raum Q21 / ミュージアムクォーター、ウィーン、「Show Me Your Wound」ドーム美術館、ウィーン(2018-19)、「Profili del Mondo」、ドローイングビエンナーレ、リミニ・イタリア(2016)、「Black Rain」ビルトラウム 01、ウィーン(2015)、「Hans Hartung, Informel and Its Impact」ベルリン国立美術館(2010)、ドレスデン国立美術館(2010)、「Japanese Contemporary Art on Paper」ドレスデン国立美術館、「Sensai 」ザルツブルク美術館(2009)、「Works on Paper」日本美術技術博物館ポーランド・クラクフ(2009)など

主なコレクション: アルベルティーナ美術館・ウィーン、ウィーン美術アカデミー、クンストパラスト・デュッセルドルフ、日本美術技術博物館・クラクフ、リミニ美術館、ザルツブルク近代美術館、オットー・マウアー・コンテンポラリーコレクション、ベルリン国立美術館、ベルリン州立美術館、ドレスデン国立美術館、ウィーン美術館 など

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